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京大ジョイントの東大ステージ感想

東大・京大ジョイントコンサートを聞きに京都まで行ってきました。夜行バス往復使用が以前に比べてきつくなりました。年齢を感じます。

参加した東大OBは私一人でした。そう言う意味でも行っておいて良かったですね。
東大は28人中13人が1年生と新歓大成功のようでめでたい。

簡単に感想を。<エール交換>
両団共に練習不足。東大は内声が生っぽかったが、1年生があれだけいると仕方ないかも。<東大ステージ>
六連でのバードの三声のミサの再演。驚くレベルで良くなっていた。非常に見違えた。1年生が半分いたとは思えない。
以前六連の感想を結構辛く書いた(http://d.hatena.ne.jp/fukunagaTsu/20130503/1367596559)のを学指揮が見ていたらしく、相当気にして練習したらしい。合唱と研究の感想ではお世辞は言わない事にしている(本当の事を言わない時はある)けど、本当に良くて、私の知っているここ7年の京大ジョイントで最高の出来だったと思う。

特に、「1年生が増えた以上に声量が出るようになっていた事」が大きいと思う。合同指揮者の先生が「まずは張れ、そして抜け」とか「セカンドはトップに押されるな」みたいなことを仰っていたが、やはり声量が出ていないと客席には聞こえないわけで、まずは聞こえなければ意味はないわけで。それは、人数の問題ではなかったりする。(実際、六連では東大より人数の少ない法政の方が良く聞こえているわけで) 「客席にいる可愛い女の子に届けるつもりで歌え、暗くて見えなければ緑の人(非常口)に聞かせるつもりで歌え」とは1年生の時誰かに言われたけれども、そういう相手に聞かせる気というのはすごい大事ですよね。

あと、学指揮は非常にバードの三声のミサを研究しているな、と思いました。六連の時は全く出来てないと言っても過言ではなかったパート同士の掛け合いや表現が出来ていたし、工夫が見られました。ここまでミサに積極的に取り組んだ学指揮も珍しいし、立派だと思います。

「なんか厳しい言葉をください」とか学指揮に言われましたが、まぁ大体全部本人がわかってるんだろうなぁ、と思います。カウンターのピッチが安定してないとか、テナーの発音が浅いとか、入りが大体乱れてるとか、特にbenedictusのHosannaに入る所はずれずれとかね。でもそんな事言っても仕方ないしなぁー。

あ、2つだけ言う事があった。
1つ目「歌っている時に皆顔が怖い」 2つ目「HPはまともに更新して下さい」